はじめに:「火の国」熊本の暮らしと安全を支える、賢い一台選び。
「うちの家族構成なら、どの給湯器が最適なんだろう?」
「地震があったけど、どんな給湯器や工事が安全なの?」
熊本の豊かな暮らしを支える給湯器。しかし、その選び方は一つではありません。熊本平野と阿蘇の山間部では気候が大きく異なり、また、熊本地震の経験から、私たちは「安全性」の大切さも知っています。
このページでは、熊本の多様な環境の中で、ご家庭の暮らしに寄り添い、そして安全を守る、本当に最適な一台を見つけるためのポイントを解説します。
【POINT 1】お住まいの地域で「仕様」を選ぶ
これが熊本県での最も重要なポイントです。
- 熊本市・八代市など「熊本平野エリア」にお住まいの方
基本的には「一般地仕様」の給湯器で対応可能です。ただし、天草市など有明海・不知火海に面した沿岸部では、潮風から機器を守る「耐塩害仕様」を検討すると、より長く安心して使えます。 - 阿蘇市・南小国町など「阿蘇地域」にお住まいの方
冬は氷点下まで冷え込み、積雪もある阿蘇地域では、「準寒冷地仕様」の給湯器が推奨されます。一般地仕様の機器では、凍結による故障リスクが高まるだけでなく、冬場のパワー不足を感じやすくなります。低温下でも安定した性能を発揮する仕様を選びましょう。
【POINT 2】「地震への備え」で選ぶ
熊本地震の経験から、給湯器の設置においても「地震対策」は非常に重要です。
- 確実な固定工事
大きな揺れでも機器が転倒・落下しないよう、壁やコンクリート基礎にアンカーボルトでしっかりと固定する「転倒防止工事」を徹底してくれる業者を選びましょう。 - 安全機能付きの機種
最近の給湯器には、大きな揺れを感知すると自動でガスを遮断するなどの安全機能が搭載されているモデルもあります。機種選定の際に、こうした機能の有無を確認するのも良いでしょう。
【POINT 3】パワー(号数)で選ぶ
「号数」とは、給湯器がお湯を沸かす能力のことです。家族の人数に合わせて選びますが、冬の寒さを考慮し、少し余裕を持った号数選びが快適さにつながります。
| 号数 | 主な用途 |
|---|---|
| 16号 | 1~2人家族向け。 |
| 20号 | 2~3人家族向け。 |
| 24号 | 4人以上の家族や、お湯を同時にたくさん使うご家庭向け。冬場でもパワフルな給湯が可能です。 |
特に、冬の冷え込みが厳しい阿蘇地域では、同じ家族構成でも一つ上の号数を選んでおくと、冬場でもストレスなくお湯を使えます。
【POINT 4】省エネ性能で選ぶ(エコジョーズ)
「エコジョーズ」は、これまで捨てていた排気熱を再利用し、少ないガス量で効率的にお湯を沸かす、省エネ性能の高い給湯器です。
- メリット:
ガスの消費量を約13%~15%カットでき、毎月のガス代を節約できます。 - デメリット:
従来の給湯器に比べ、本体価格が少し高価になります。
設置には、ドレン水を排出するための追加工事が必要です。
【POINT 5】機能で選ぶ(オートとフルオートの違い)
ガスふろ給湯器にある「オート」と「フルオート」は、お風呂の自動機能に違いがあります。
| 機能 | オート | フルオート |
|---|---|---|
| 自動お湯はり | ● | ● |
| 自動追い焚き | ● | ● |
| 自動保温 | ● | ● |
| 自動たし湯 | × | ● |
| 追い焚き配管自動洗浄 | × | ● |
オート: 「自動お湯はり」と「自動保温」までを行います。
フルオート: オートの機能に加え、より快適・衛生的に使える機能が備わっています。
【POINT 6】ガスの種類で選ぶ
熊本県では、都市ガスとプロパンガス(LPガス)、両方をご利用のご家庭が多くあります。
給湯器は、ご自宅のガスの種類に合ったものでなければ使用できません。
特に山間部や郊外ではLPガスが主流です。私たちの現地調査でも専門スタッフが必ず確認しますのでご安心ください。
【POINT 7】設置場所で選ぶ
給湯器は、お住まいのタイプによって設置できる機種が異なります。
- 【戸建て向け】
- 壁掛けタイプ
外壁に掛けて設置する、省スペースなタイプです。 - 据え置きタイプ
屋外の地面やコンクリート台の上に直接設置するタイプです。
- 壁掛けタイプ
- 【マンション・集合住宅向け】
- PS設置タイプ
玄関脇などにあるパイプスペースに設置します。
- PS設置タイプ
まとめ:熊本の給湯器選びは、地域のプロにご相談ください
熊本で快適かつ安全な暮らしを送るためには、お住まいの地域の気候や、地震への備えを深く理解した上で、最適な給湯器を選ぶことが不可欠です。
私たち「熊本給湯器相談センター」は、地域の気候と安全を知り尽くしたプロとして、お客様に最適な一台をご提案します。