はじめに:あの日以来、私たちの「あたりまえ」は変わった。
2016年の熊本地震。私たちは、それまで当たり前だった日常が、いかに脆いものであるかを痛感しました。そして、住宅設備を選ぶ基準もまた、単なる「便利さ」や「価格」から、「家族の命と暮らしを守る、確かな安全性」へと大きく変わりました。
給湯器の交換も例外ではありません。
このページでは、熊本地震の教訓を胸に、本当に信頼でき、万が一の時にも家族を守る一助となる、誠実な給湯器業者を見極めるためのポイントを解説します。
業者に必ず聞くべき、4つの質問
見積もりを取る際、担当者に以下の4つの質問をしてみてください。その答え方で、業者の安全に対する意識と技術力が見えてきます。
質問1:「熊本地震の経験から、工事で一番重要視していることは何ですか?」

信頼できる業者の回答例:
「一番は、機器の転倒・落下防止です。地震の際、給湯器が凶器になることや、配管が破損して二次災害が起きることを防ぐため、基礎への確実な固定を最優先に考えています。私たちが標準で行う転倒防止工事について、今からご説明しますね。」



注意すべき回答例:
「安全第一でやっています」「マニュアル通りにやります」といった、具体的でない精神論や、他人任せの回答。
質問2:「給湯器の具体的な転倒防止対策について、詳しく教えてください」
前の質問から一歩踏み込み、具体的な施工方法について尋ねます。



信頼できる業者の回答例:
「はい。まず、機器を設置する地面に、規定の厚さでコンクリート基礎を造成します。その基礎と機器本体の脚部を、メーカーが指定する太さ・長さのアンカーボルトで、4点(または3点)でしっかりと固定します。さらに、壁に固定できる場合は、付属の転倒防止金具も必ず使用します。」



注意すべき回答例:
「ブロックの上に置くだけです」「ボルトで留めるので大丈夫です」といった、簡易的な説明しかできない。基礎工事やアンカーボルトの重要性を理解していない可能性がある。
質問3:「阿蘇の冬の寒さに対しては、どんな対策をしますか?」



信頼できる業者の回答例:
「阿蘇地域は冬の冷え込みが厳しいので、凍結防止機能が強化された『準寒冷地仕様』の機種をご提案します。また、屋外の配管も、平野部より厚い保温材を使い、凍結による破裂が絶対に起きないよう、徹底した保温工事を行います。」



注意すべき回答例:
「熊本市内と同じ機種で大丈夫ですよ」と答える。地域ごとの気候の違いを理解しておらず、後々のトラブルにつながる可能性がある。
質問4:「10年間の工事保証の内容を、分かりやすく説明してください」



信頼できる業者の回答例:
「はい。私どもの『10年工事保証』は、例えば配管の接続部からの水漏れや、固定不良による機器のぐらつきなど、私たちの施工が原因で発生した不具合を、10年間無償で修理させていただくお約束です。製品自体の故障に対応するメーカー保証とは別の、私たちの技術に対する保証とお考えください。」



注意すべき回答例:
「保証は付きます」としか言わず、メーカー保証と工事保証の違いを明確に説明できない。
まとめ:熊本の給湯器交換は、安全への意識が高い専門家へ
これらの質問に、自信を持って、そして誠実に答えられる業者こそ、熊本地震の教訓を活かし、お客様の安全を第一に考えるプロフェッショナルです。
私たち「熊本給湯器相談センター」は、安全への取り組みを何よりも重視しています。どうぞ、厳しい目でお確かめください。